自分で更新できるCMSサイト

最近Webサイトの構築にCMSサイトが普及しているようです。CMSサイトにはどんな利点があるのでしょう・・・そんな疑問の一つに「自分で更新できる」というキャッチフレーズがあります。どうも業界的に「ユーザが自分で更新したい=それではCMSサイトですね」となっているような気がします。ユーザーが更新できるという点は確かにメリットがあるようですが・・・実際ユーザー側で頻繁にサイトを更新するということは、どちらかと言えば非常に少ないでしょう。

CMSによるWebサイト構築のコストから考えれば、更新作業はWebの制作会社にHTMLページを追加するなり、差し替えてもらった方が年間経費で考えても安上がり・・・と思うのです。商品データや会員データなど大量のデータを扱い、比較や検索を行うサイトこそがCMSの力が発揮できるフィールドです。動的にページを作る=CMSと決めてかからないことです・・・となるとこれはCMSの定義の話なのかもしれませんね。しかし、MODxのようにテンプレートを自由に複数に。割り当てるデータも自由に複数に。という小規模商用Webサイトに注目のツールも登場しています。

ところで「自分で更新したい」ユーザーのニーズは、「お知らせやニュース、新商品発表などを自分でリアルタイムに更新したい」という場合がほとんどです。そんなニーズの場合はCMSのご提案という考え方は・・・どうかなと思います。CGIやPHPの書き込みツールでも可能です。検索エンジンやRSSを意識するならブログツールをサイトのデザインに合わせて組み合わせれば事足ります。例えばWordpressならindex.phpのテンプレートが1枚あればユーザーのニーズには十分応えられると思うのです。

第11回 検索エンジンとキーワード

検索エンジンとしてはYahoo、Google、msnが御三家として有名でよく使われています。これらの検索エンジンにはロボットと呼ばれる巡回システムを利用しており、日夜世界中のHPをサーチしているのです。サーチしたホームページの内容は検索エンジンに登録されており、皆さんはその内容にキーワードでアクセスして必要なHPやブログの情報にたどり着くという訳です。

ホームページを所有している人々は少しでも検索結果で上位に出ることを望みます。1ページ目と2ページ目以降の表示では自分のHPに来てくれるアクセス率は大幅に違ってくるのです。SEO対策という言葉があります。自分のホームページやブログなどに検索エンジンを通してアクセスしてもらうために行うあの手この手の処方箋です。
検索エンジンは独自のプログラムで表示結果を出すようになっています。その条件は、ホームページにキーワードの内容が何%以上含まれている、被リンク(リンクされている)数が多い、ページ数が多い、ドメインの使用年月が長い、HTML構文が読みやすい・・・と言われていますが判断条件はもちろん公開されていません。それならといろんなSEO対策を過剰に行うとルール違反として除外されたりもします。
また、皆さんが検索で良く使うキーワードはビッグキーワードとも言われます。例えば液晶テレビ。このキーワードを入力すると数百万件表示されます。このキーワードに連動して右サイドやトップに広告表示がされます。これらの広告はワンクリックで数十円にもなります。検索エンジンに上位表示をさせるための様々なサービスも沢山あります。

PRESEでもHTMLコーディングによる基本的な検索エンジン対策は行います。ほとんどのサイトがページの上位表示を達成しています。しかし、大事なことは全国区の商売とローカルの商売では手法が異なってきます。アクセスしてもホームページの情報内容が乏しければ現実的な効果は望めません。検索エンジン対策を前提にしてHPを制作すると常にコストがかかるホームページになってしまいます。現在の広告宣伝や営業を補完する情報を掲載することを前提にスタート、有益な用法提供を心がけていくことが最もベストな方法と言えるでしょう。

Webサイトはペルソナとともに生きる

最近読んだ本で”Webサイト設計のための ペルソナ手法の教科書”という面白い本がありましたので簡単にご紹介します。ホームページには集客という重要な業務があります。果たして、キーワードで検索をしてくる人、他のホームページよりリンクをたどってくる人・・・多くの人々がホームページに訪れてくれることは嬉しいことです。

しかし、どのような人々が訪れているのか?アクセス解析でもプロフィールまでは分析できません。そこで、ペルソナとはホームページに訪れる人を可能な限り仮定(想像)して、その人達に分かりやすい有意義なサイトを作りましょう。というものです。

例えば、PRESEのサイトでは美容師さんをペルソナとして想定します。ご夫婦でお店を運営している方が多いようです。パソコンを使うのは、お店で暇なときが最も多く、その次が家に帰ってからです。検索エンジンを使いこなすというよりも好きなサイトのリンク先をこまめに見て回ります。ちょっと使いこなしが上手になると、いい店販商材がないか調べたり、他の美容室ホームページを見て回ったりします。

ペルソナとはこんな感じでさらに詳細な行動分析を行い、発言と行動が違う部分や定量的なデータを集めて、Webサイトの設計に反映させるのです。実はお店におけるマーケティングと同じなんですね。”ペルソナ手法の教科書”は論理的に少々難しく解説してありますが、ホームページで全ての人々に対応するということは不要(事実できない)ことを諭しています。そして、Webサイトはペルソナとともに生きると書かれていましたが、まさにそのとおりだと思います。

無くてはならぬ存在iStockPhoto

皆さんはiStockPhoto.comというサイトをご存知でしょうか。Web制作には無くてはならない便利なサイトです。300万点超のロイヤリティフリー画像があり、最低$1.00からの利用が可能です($1.00で利用する場合にはまとめてチケットを購入する必要があります)。iStockPhotoではプロはもちろんハイレベルなアマチュアフォトグラファーが大量の写真を出品しています。一言で言えば世界規模の写真売買市場だと思います。私が利用し始めた頃は確か10万点ほどだったと思います。今では日本語化も行われ、VIDEOなど写真以外のデジタルコンテンツも提供されています。ちょっぴり値段も上がりました。今の$3ドルサイズは昔は$1ドルでした。ですがWikipediaによると、1日2.6億ページビュー、1.4秒に1枚ダウンロードされているそうです。すごいですねー。iStockPhotoは成功したネットビジネスとしても注目されていますが、ネットの写真好きを集め、そのソフトな面の期待に応え、クリエイティブなフォーラムを確立できたことに意義があるのでしょう。

ところで、私も2005年にiStockPhotoフォトグラファーの試験?にめでたく合格。英語でしたがiStockPhotoの講座を何とか読み、クオリティや著作権に関する問題を解いて、最後に実際に撮影した写真を3枚送ってパスしました。ところが、実際は使うばかりがずーっと続いています。写真をアップしてダウンロードされるとこれはまた大変なやりがいがあるのでしょうが、職業上完全に利用者側になっています。このPRESEのサイトでもiStockPhotoは使用しております(ブログのトップの写真は違います)。”出品したいなー”という気持ちは今でもあります。

便利なiStockPhotoですが、枚数が多いので使用したい写真を選び出すには、キーワードによる努力とコツが必要になります。ここで便利なのがLightBox。これはお気に入りのようなものですが、自分だけで使えますが公開することもできます。私の場合、テイストに合ったデザイナーの公開LightBoxを見つけ、目的の写真を探すということをよくやります。おもしろいのはインテリアの写真、女性の水着写真なんか集めてまさにギャラリーとして多く公開されています。写真というのはコミュニケーションなんだなーとつくづく思います。
また、会員になるとフォーラムに参加できたり、週1回お楽しみのフリーダウンロード写真が案内されます。iStockPhotoを使って制作したWebや雑誌広告などの制作物の事例を閲覧することもできます。既に私にとってiStockPhotoは無くてはならぬ存在になってます。

最後にiStockPhotoの事例かどうか解りませんが、たまに見かける美人外人女性オペレーターが登場する日本のITサービスのWebサイトなどには少々違和感があります。存在しないもしくは不釣合いな写真の使用は避けましょう。そういうことで、見ているだけでも楽しいiStockPhoto。年賀状やブログなどに個人でも利用することができます。写真で稼ぎたい方にもおすすめです。

第10回 重要なアクセス解析

HPにはアクセス解析ツールをセットすることができます。アクセス解析では訪れた人の数、閲覧したページとページ数、訪れたリンク先、検索エンジンや使われたキーワード、地域情報など、HPにアクセスした詳細な情報を日計、集計、月計で取得することができます。

アクセス解析ツールはHPの開設時に必ずセットしなければなりません。自動車で言えばスピードメーター、タコメーター、油圧計などのメーター類に相当するのです。商用サイトであるからには、気ままに風の向くままにでは運営できません。HP運営には数値的な裏づけが必要となります。どのページ(掲載内容)に人気があるのか。今後の情報の作り方や増やし方、キーワード広告などへの活用など、様々なことに役立ちます。特に最近お薦めしているGoogle Analyticsはサーバーに負担もかけず年間集計なども可能な最高レベルのアクセス解析ツールです。

事業主の方でアクセス解析を見るのが大好きな方も少なくありません。何よりも閲覧者の反応があることがHPの運営に励みになるようです。 数ページの小さなHPでも、やがて「今月は1万ページを越えましたよ」と声を掛けられると私も嬉しくなります。

最後に「ページビューとかセッション、ユニークユーザ」とは何ですか?とよく質問を受けます。私があるサイトにアクセスします。3ページ見て他のサイトに行きまた戻ってきて2ページ見たとします。そのサイトのアクセス解析ツールではユニークユーザは1(私)セッションは2(同じ人が2回アクセス)、ページビューは5(合計閲覧ページ数)となります。その私がダイレクトに着たのか、検索エンジンなのか、どのリンクをたどってきたのか、どのくらいの時間見ていたのかなどが解ります。個人を特定する情報は取得できません。

第9回 ホームページで効果を目指す

ホームページが完成しました。検索エンジンにも登録。ですが問い合わせも何も反応がありません。検索エンジンにお店の名前でヒットが確認できるのには1ヶ月程度が必要です。この間は地域情報系のリンク集などにせっせとリンク集に登録を行いましょう。アクセス解析を見ながらあの手この手でホームページを見に来る人を誘導するルートを作るのです。情報更新もまめに行います。更新頻度が多くページ数が100を超えると検索エンジンもそれなりに有益な情報を配信しているホームページと判断してきます。数千円の低コスト予算が組める有料ネット広告などを時々実施するのも良いでしょう。

もちろん、お店に来店する方へのPRも絶対怠ってはいけません。新規顧客獲得に目を奪われがちですが、ここはあえて既存のお客様へのサービスぐらいに徹底することが必要です。そうすることで、お客を大切にするお店ということが閲覧者に伝わり、結果新規顧客を獲得することに繋がるでしょう。

やがて、例えば100人アクセスあると1人注文あるとか、来客があるという結果が生まれます。であれば100人×10円のクリック広告=1,000円で1人来客させることができる。ということが数値的に想定できるようになります。ホームページの更新を行いながらじっくりと進めていけば必ず1年後には何等かの結果が出るようになります。

第8回 ホームページの制作費用はどのくらいか

ホームページの規模によっても異なりますが、PRESEでご納得して頂けるホームページを制作するには、最低でもおよそ15万円以上がかかります。ネット上では写真と文章を送ってくれれば激安でホームページ制作しますという会社があります。予約・販売機能などシステムをベースに提供している会社や集客力(アクセスが多いサイト)があるサイトとセットで提供している会社もあります。
PRESEではお客様とのパートナーシップを前提としています。ホームページはこの講座で述べてきましたように情報の収集からはじまり編集、制作と工程にはそれなりの時間がかかります。加えて、既に用意されている情報がある、お客様のホームページ制作経験が初めてだ、ホームページの制作経験があるなど状況によっても大きく異なります。PRESEではホームページの制作料金はご要望やご計画をお聞かせ頂いてご納得頂ける適正価格のお見積もりをご提示させて頂いております。

第7回 ホームページの制作期間

PRESEでホームページを制作する場合ですが、平均で約1-1.5ヶ月が必要です。その中でも費やされるのが掲載する情報収集の時間と編集する時間です。写真撮影なども含まれます。ホームページに掲載するための情報を揃えるのにどれくらい時間が必要なのか。ということが制作期間の大きなウエイトを占めます。
この前段作業が完了すればデザインと制作で約2-3週間ほどで完成します。よりよいHPを制作するために、いろいろと関連サイトや参考サイトを調べたり、事業主の方から業界の内情を教えてもらったりもします。もちろん私自身も大変勉強させられる制作期間です。

以上は一般的なHTMLによるホームページ制作です。ネットショッピングや情報提供サイトなどの事業用サイト、お客様がホームページを更新、大量のページ数、フォームを使った・・・という場合など、ホームページの目的によって制作期間は大きく左右されます。

第6回 ホームページ掲載情報の構成

実は”ホームページに掲載する情報の構成”はホームページの制作において非常に重要な部分です。ホームページの良し悪しがこれで決まるといっても過言ではありません。雑誌で言えば「編集作業」に当たります。情報を区分け(カテゴリー)して、タイトルと内容、写真といったように整理する必要があるのです。
そして、それらの情報は更新頻度が高いか、告知度はどれだけ優先すればよいか、料金表や会社案内のように基礎情報はどう扱うか、事業イメージをどう伝えるか、などを検討しなくてはなりません。

さらに、ホームページの場合は新しい情報を追加しても過去の情報が見やすく蓄積・整理されている必要があります。こうしたことはホームページを設計する上で事前に予測して構成を考えておくのです。こうして更新を行いながら1年もたてばページボリュームもしっかりした立派なホームページへと育ちます。読みやすくて、為になる情報が盛り沢山であれば、とても魅力的なホームページになります。きっと閲覧者もブックマーク(お気に入りに入れる)してくれることでしょう。

第5回 ホームページのデザイン

ホームページのデザインには大きく2つのことを考える必要があります。一つはナビゲーションと言いますが、閲覧者がメニューに沿ってページをめくり情報が見やすく構成されているようにすることが大事です。ページのサイズや統一感、カラーなども必要です。この部分はWeb制作者に任せ、仕上がり時点に見やすくできているかをチェックしましょう。どこのページを見ているか解らない。では閲覧者が混乱してしまいます。

もう一つは装飾デザインです。自分の好きなイメージのサイトの例を伝えます。構成はこんな感じ、カラーはこんな感じという具合でいいと思います。そして、装飾的な要素は控えめにすることがポイントです。過剰にすると商品やサービス内容の良さが伝わりにくくなります。シンプルですが美しい写真ときれいな文章だけでもホームページのクオリティは大変良くなります。

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