Webサイトはペルソナとともに生きる
最近読んだ本で”Webサイト設計のための ペルソナ手法の教科書”という面白い本がありましたので簡単にご紹介します。ホームページには集客という重要な業務があります。果たして、キーワードで検索をしてくる人、他のホームページよりリンクをたどってくる人・・・多くの人々がホームページに訪れてくれることは嬉しいことです。
しかし、どのような人々が訪れているのか?アクセス解析でもプロフィールまでは分析できません。そこで、ペルソナとはホームページに訪れる人を可能な限り仮定(想像)して、その人達に分かりやすい有意義なサイトを作りましょう。というものです。
例えば、PRESEのサイトでは美容師さんをペルソナとして想定します。ご夫婦でお店を運営している方が多いようです。パソコンを使うのは、お店で暇なときが最も多く、その次が家に帰ってからです。検索エンジンを使いこなすというよりも好きなサイトのリンク先をこまめに見て回ります。ちょっと使いこなしが上手になると、いい店販商材がないか調べたり、他の美容室ホームページを見て回ったりします。
ペルソナとはこんな感じでさらに詳細な行動分析を行い、発言と行動が違う部分や定量的なデータを集めて、Webサイトの設計に反映させるのです。実はお店におけるマーケティングと同じなんですね。”ペルソナ手法の教科書”は論理的に少々難しく解説してありますが、ホームページで全ての人々に対応するということは不要(事実できない)ことを諭しています。そして、Webサイトはペルソナとともに生きると書かれていましたが、まさにそのとおりだと思います。
無くてはならぬ存在iStockPhoto
皆さんはiStockPhoto.comというサイトをご存知でしょうか。Web制作には無くてはならない便利なサイトです。300万点超のロイヤリティフリー画像があり、最低$1.00からの利用が可能です($1.00で利用する場合にはまとめてチケットを購入する必要があります)。iStockPhotoではプロはもちろんハイレベルなアマチュアフォトグラファーが大量の写真を出品しています。一言で言えば世界規模の写真売買市場だと思います。私が利用し始めた頃は確か10万点ほどだったと思います。今では日本語化も行われ、VIDEOなど写真以外のデジタルコンテンツも提供されています。ちょっぴり値段も上がりました。今の$3ドルサイズは昔は$1ドルでした。ですがWikipediaによると、1日2.6億ページビュー、1.4秒に1枚ダウンロードされているそうです。すごいですねー。iStockPhotoは成功したネットビジネスとしても注目されていますが、ネットの写真好きを集め、そのソフトな面の期待に応え、クリエイティブなフォーラムを確立できたことに意義があるのでしょう。
ところで、私も2005年にiStockPhotoフォトグラファーの試験?にめでたく合格。英語でしたがiStockPhotoの講座を何とか読み、クオリティや著作権に関する問題を解いて、最後に実際に撮影した写真を3枚送ってパスしました。ところが、実際は使うばかりがずーっと続いています。写真をアップしてダウンロードされるとこれはまた大変なやりがいがあるのでしょうが、職業上完全に利用者側になっています。このPRESEのサイトでもiStockPhotoは使用しております(ブログのトップの写真は違います)。”出品したいなー”という気持ちは今でもあります。
便利なiStockPhotoですが、枚数が多いので使用したい写真を選び出すには、キーワードによる努力とコツが必要になります。ここで便利なのがLightBox。これはお気に入りのようなものですが、自分だけで使えますが公開することもできます。私の場合、テイストに合ったデザイナーの公開LightBoxを見つけ、目的の写真を探すということをよくやります。おもしろいのはインテリアの写真、女性の水着写真なんか集めてまさにギャラリーとして多く公開されています。写真というのはコミュニケーションなんだなーとつくづく思います。
また、会員になるとフォーラムに参加できたり、週1回お楽しみのフリーダウンロード写真が案内されます。iStockPhotoを使って制作したWebや雑誌広告などの制作物の事例を閲覧することもできます。既に私にとってiStockPhotoは無くてはならぬ存在になってます。
最後にiStockPhotoの事例かどうか解りませんが、たまに見かける美人外人女性オペレーターが登場する日本のITサービスのWebサイトなどには少々違和感があります。存在しないもの、もしくは不釣合いな写真の使用は避けましょう。そういうことで、見ているだけでも楽しいiStockPhoto。年賀状やブログなどに個人でも利用することができます。写真で稼ぎたい方にもおすすめです。




